私は普通の女子高生
汚れた校舎、狭い通学路、
口うるさい先生、ふざけあう友達と
絶えることない笑い声。
平凡な毎日がずっと続くって
そう思ってた。
"何が起きてるの……?"
目を開ければ、周りには誰もいない。
生命の息吹が感じられない
"死"の世界
そこで出会う人々は
味方なのか、それとも敵か…
"アレ"を、見つけなかったら
開かなかったら
いや、いっそ
私が産まれてこなかったら…
こんなことにはならなかったのかな…?
いや、今はそんなことは関係ない。
わかってる。
私がここにいる理由。
私にしかできないことがある。
狂った歯車を止めるのは
わたし
変えなければ。
世界の、私たちの人生の結末を。
帰らなければ。
帰りたくなくなる前に。