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子犬みたいな君と気付かない僕長い付き合いのもっちゃんとゆき。バカップルと言われるくらいラブラブで、可愛い彼女に嫌われたくなくて、彼女のわがままを聞いてあげる彼氏なんだけどちょっとずつズレてしまう。もっちゃんの事が大好きで、一生懸命頑張れば頑張るほど、もっちゃんが遠くなる気がするゆき。優しすぎる男は誰にでも優しい。自分の彼女以外にも優しいもっちゃん。そこにもっちゃんの事が好きな高橋さんが絡んできて……。自分だけ見て欲しい好きだから不安な彼女。別に僕の何が悪いのかどうしてこうなるのかわからない彼。男目線が新鮮です。『ゆきは大切な彼女で、高橋さんは大切な友達で、どっちも同じくらい大事にしたいだけ』そんなおバカな事を高橋さんに相談する奴です。それでも彼は愛される天然策士。読んでる自分は丸め込まれました。純粋な君と潔い友人と丸め込む僕自分には書けない独特の魅力がある作品だと思います。完結おめでとうございます。