NOEL

淡々としていて切ないのに…
記憶喪失、がメインとなった自然消滅したカップルの話であり、

何処か、寂しさと暗さを感じさせる作品でした。


また、文体も独特であり、中でも改稿の仕方が特に変わってる、と感じました。

最初は今までにないスタイルで抵抗も感じましたが、

読めば読むほど、文体こそが、物語の世界を作り上げており、

寂しく、切なく、淡々とした、けれど温かいストーリーを際立たせている、と感じました。


ストーリー的にも、他にあまりない感じで、思わず読みいってしまいました。

そして現在、三年前の真実の部分であり、とても気になっています。


二人に何が起こったのか? これからの二人はどうなるのか?

……続きが楽しみでなりません。


ぜひ、続きの更新を楽しみに待たせていただきたいと思います。