主人公の蒼葉は裏の社会では‘蝶’と呼ばれ、毎日人を殺し周りから要注意人物とされていた。ある晩、1人の男が現れ、蒼葉の人生を変える。






カラン



コロン



カラン



コロン













聞こえる。



夜の住民なら知っている恐怖の音










カラン




コロン








カラン




コロン








バキ








あ、折れた











ドゴッ








鈍い音














あ、息してない





死んだのかな?

































ある裏路地で


何処からか現れた少女


今日も







人を殺した







生まれた時から1人な少女



育ててくれた人は物心ついた時には真っ赤になって死んでた



??「なんで死んじゃったの???」



??「ねぇ!!なんで!!!!!」












どんなに叫んでも



どんなに泣いても



どんなに殴っても














何も答えてくれない
































夜の住民の1人である少女の名






‘蒼葉’





苗字はなく、住所もない




彼女はひっそりと、



何処かで暮らし、



生きている



彼女の所在を知るものはいない

















彼女の運命を変えるものは現れるのか