忘れられない夏―あたりまえは幸せなこと

作者優愛

付き合って2年記念日。幸せな日になるはずだった、でもその日は君の命日になってしまった。あたりまえは幸せなこと。あたりまえを あたりまえだと思わないで欲しい。



いつもありがとう

辛いとき 悲しいとき

支えてくれてありがとう。


悩み事があるときは

一緒に考えてくれてありがとう。



こんな何の取り柄もない私を

選んでくれて 好きっていってくれて

ありがとう。


いつも守ってくれてありがとう。



笑顔の君が好き、嫉妬して

ムスッとしてる君も可愛くて好き

悪い所を叱ってくれる君が好き



まいにち 大好きって

伝えてくれる君が好き。




「すき?」 『すきだよ 』


「すき?」『 大好きだよ』


「すき。」『 俺も』




でも、もうその笑顔もムスッとした顔も

叱ってくれる君もいない。

大好きっていってくれる君はいない





好きっていって?大好きって。

君がいれば 何もいらないから。

君がいればそれでいいから




大好きだよ






この物語は 大好きな恋人を

事故でなくした 私のお話し。





大好きな貴方に捧ぐ ────