この世で私が一番不幸だと思っていた。一番でなくても、私は不幸なのだと僻んでいた。前を向こうとせず、どこが前なのかもわからず、ただその場にいることしかできなくて。強く願った時、あなたは現れた。だけど彼の一番にはなれない…なってはいけない。
これが運命じゃないと云うのなら、出逢わなければ良かった…
出逢わなければ、
知らなかったこの苦しみも切なさも、諦めなきゃいけない恋も
一生…暗闇の中ひとりきりだった
ねえ、結ばれないのなら、どうして出逢ってしまったの?