そんな世界。

作者碓氷 千夜

プロポーズから始まって、どう転ぶ








ずっと忘れられずに、身を焦がした。



くそやろう。



放し飼いでもされた気分だ。

どうせならその鎖で繋ぎとめておいてくれたら良かったのに。



見えない鎖で、不安定な想いでずっと繋がれていた。