青空の自転車と輝く君

作者すだち

自転車と一緒に運ばれてきた恋。

それは切ない恋愛の始まりだった。

私はあの子に勝てませんか?

次は私に恋してくれませんか?

青空の下で自転車をこぐ君。


太陽のように笑う君。



私はどの君も好きだった。



まさか、君の笑顔の裏に

こんな辛い過去が隠されていたなんて…



ねぇ、1度でいいから

私のことを好きになってくれませんか?