シアワセのビーナス【完】

作者彩原りい

君がそこにいてくれるから、あたしは自分らしくいられるの。――『なんなら名前書いとこうか?』『あたしはアンタのデザートですか。』



女神だろうと

変わり者だろうと

そんなのどっちだっていいの。



誰にどう見られたって

あたしあたし



は呆れた顔して

奔放だと笑うけど。




分かってる?




あたしがあたしでいられるのは

がそこにいるからだよ。