温かいルビー

作者黒須憂嶺

もしあの日私が、

あの人に出逢わなかったら。

あのウサギに出逢わなかったら。

私は真実を知ることすら、

無かったのだろう。



真実を知る友達に憎まれ、

真実を知らない親に恐れられて。

でも、これだけは絶対気付いてた。



私のせいで君が、

この世の永遠の存在に

なってしまったこと。



この、ルビーに誓って。