そして雲とバルーンと薬指と

作者百々

先輩の視線は私を通り越して「あっち」へ。




先輩の想いも私を通り越して「かの女」へ。






先輩の未来も結局通り越して「凛子」さんへ。







私には顔をむけないまま。