放課後の校門前。
グラウンドから聞こえる野球部の声。
外練中のバレー部の走る足音。
サッカーの練習着姿でこちらへ来た君。
その顔はいつにも増して暗い表情。
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「どうしても…駄目なの…?」
泣きそうな顔の私を気遣うように
申し訳なさそうに君は言ったね。
「ごめん…。」
あぁ、何もかも終わったんだね。
もう戻れないんだね。
でもね、知ってたよ。
最初から君はきっと私のことなんて好きじゃなかった。
偽りの恋愛だったんでしょう。
そんな君のことを恨む気にはなれないのは
どうしてなんだろうね。
君と過ごした日々が
すごく・・・・・・
すごく・・・・・・
もどかしい______________________