それはまるで童話のようで

作者アイ

彼女はお姫様。
自分から檻に入ったとっても孤独なお姫様。
――――姫を救うのは、最強で最恐の王子様。
彼もまた、闇を抱えている。

“わたし”は他人が・・・コワイ





――――自分じゃない“自分”が、わたしを守ってきたんです





“あたし”はあの子の『光』





――――あの子の幸せになりたいという夢があたしを生んだの





“俺”はアイツを必ず守る





――――俺はあいつを守るためだけに存在する









――――俺が全部・・・受け止めてやるよ






童話でも何でも、お姫様を救うのは王子様って相場が決まってんだろ?