桜が咲き始めた頃には
分からなかった、
この気持ち
制服に包まれた心臓が
高鳴るのは、あなたに
恋をしているからでしょう
机を並べて笑いあったことも、
すれ違う君に
ときめいていたことも、
涙を流して秘密を
打ち明けたことも
すべては、そう、
―――淡い初恋だった