今宵、月が沈むまで。

作者あむのす。

時は江戸、舞台は吉原
朱に染め上げられたその楼閣に一人の花魁がいた

嘘だらけの私を愛してくれたのは、消して好きになってはいけない人でした

切ない禁断の恋

時は江戸



舞台は吉原


朱に染め上げられたその楼閣に

一人の花魁がいた。





嘘だらけの私を

愛してくれたのは、



決して好きになっては

いけない人でした。





二人を夜に残したまま、

今宵もまた月は沈む。