その冷たい眼差しと手が

作者瑠璃菜








温かいは、もう信用しない




「暑いから手離せガキ、犯すぞ」


「氷みたいな手してよく言う、嘘つきジジイ」




その冷たい眼差しと手は


一度もこちらに向くことは無くて



その冷たい眼差しと手が


私を絡めて、一生離さない








ドマゾかてめえ」









落ちたのは、優しい闇でした