キラキラしたそれを手にとって

作者ぱりる


日比野実瑚、高校2年生。
部活は元吹奏楽部だったけど、辞めちゃって今は帰宅部。

…でも、まっすぐ家には帰らないの。

会いたい人がいるから。

高校2年生の日比野実瑚(ひびのみこ)の、めまぐるしく回る学生生活を中心としたはなし。


いつも立ち寄るカフェの店員の男性に一目惚れして、カフェに通い続けてました。


満点の星空の下で、私を救ってくれたことは絶対に忘れない。


優しく微笑むその爽やかな立ち姿やふんわりとした表情に惚れているけど「好き」の一言が言えないの…


その人の名前は「霧野」さん。

ネームプレートには苗字しか書いてなくて、下の名前は分からない。


いつか恋人になれたら…


………と思ってたのに。

優しく振る舞う彼の裏の顔を知ってしまった…!


そんなお話です。