聖凪砂

きれいごとでは済まない
前篇で、このストーリーの背景などが見え隠れしており、綺麗な世界というわけではないのはわかっていました。
だけど、まさかのストーリーの展開にハラハラの連続でした。
白黒つけるだけではない。
小説となると、物事にはっきりと決着がつけれる話が多いけど、実際の現実はそんなに綺麗に決着をつけられることのほうが少ないのかもしれない。そういうリアルな現実を如実に表現しているように思えた。
すごく素敵なお話だと思うのと同時に、切なさと理不尽さを感じた作品でした。