ありがとう

作者青空遥

出会い、再会
そして、運命(さだめ)によって
翻弄される2人の
切なく甘い純愛ストーリー

隣に居られないと思えば思うほど



別れの時を自覚すればする程



胸が苦しくなる



この胸の苦しみが何のせいか知っているけど



-別れなきゃいけない-



-再開はいつになるのか…果たして再開できるかもわからない-



それを知っていても直この気持ちに名前を付けられるほど私は強くなくて



待ってるよと言えるほど大人にもなれなくて……




本当はね言いたかったよ



大好きだよって



貴方が私にとって大切な人だよって




言えたら良かったのに……。




私が最後に絞り出して言えた言葉は



「サヨナラ、アリガトウ」だった