mimiko

独特の空気感
長篇になる予定だそうですが
今日時点で物語が一区切りついているように思えたので
レビューさせていただきます

会話文が多いですが、軽くはない
その時の空気とか風とか、ちゃんと見える

どうしてだろう……


読みながら学びたくなる手法でした


ゆっくりと変わっていく感情、相手への想い


大きなイベントがあるわけではないのに、日めくりカレンダーのように、ちょっとずつ変わっていく渚くんとアケちゃん

アケちゃんの気持ちの理由が後半に書かれていましたが
これだけまっすぐな子なら、前半で描写を入れてしまっても良かったのかな、とも思います

アケちゃんは軽くないし、周りにいい男だっているのに、どうしてあんな妙チクリンな方法で渚くんを守ろうとしたのか、ずっと疑問でしたから

でもその理由がわかった時や、アケちゃんの名前の謎が明らかになった時は、ちょっとおかしかったです

めくって探せば、小さなびっくりが隠れているカレンダーキャラですね、アケちゃん

「最高に格好悪いけど。まだ疑う?」
お気に入りのセリフです