放課後が遠ざかる【完結】

独特の空気感 長篇になる予定だそうですが 今日時点で物語が一区切りついているように思えたので レビューさせていただきます 会話文が多いですが、軽くはない その時の空気とか風とか、ちゃんと見える どうしてだろう…… 読みながら学びたくなる手法でした ゆっくりと変わっていく感情、相手への想い 大きなイベントがあるわけではないのに、日めくりカレンダーのように、ちょっとずつ変わっていく渚くんとアケちゃん アケちゃんの気持ちの理由が後半に書かれていましたが これだけまっすぐな子なら、前半で描写を入れてしまっても良かったのかな、とも思います アケちゃんは軽くないし、周りにいい男だっているのに、どうしてあんな妙チクリンな方法で渚くんを守ろうとしたのか、ずっと疑問でしたから でもその理由がわかった時や、アケちゃんの名前の謎が明らかになった時は、ちょっとおかしかったです めくって探せば、小さなびっくりが隠れているカレンダーキャラですね、アケちゃん 「最高に格好悪いけど。まだ疑う？」 お気に入りのセリフです

会話に引き込まれる 人を本気で好きになることをやめた渚と、そんな渚と本気でぶつかるアケ。 アケの純粋さやまっすぐなところにだんだんと渚は惹かれていき――。 会話のテンポがよく、とても読みやすい作品でした。ヒロイン、アケちゃんのまっすぐさが嫌味なく素敵で、好感が持てます。 文章の表現がうまく、時々笑い要素もあり、とても素敵な作品をありがとうございました。

真っ直ぐで素直な女の子 アケちゃん、すごく真っ直ぐで、言葉の一つ一つが突き刺さりますね（＾＾） 渚くんの過去は、リアルさが溢れてました。 そして現在。荒れてますねぇ…（＾＾；） まあ、そこを何とかアケちゃんに軌道修正してもらいたいわけですが（笑） アケちゃんと渚くんが幸せになれますように願っておきます！！！