大学卒業を数ヶ月後に控えた冬、
私は知らない人とベッドの上にいた。
「おはよ」
「お、おはようございます」
「覚えてない?きのう」
そういう彼はとても私の好みの顔で、
メガネをくいっとあげる仕草は私を一瞬で惹かれさせる。
もう、関係ない!
でも、忘れられなくて交換した電話番号に。
通話ボタンを押すかどうか迷っていた私に。
彼は私を一言で呼び出した。
「忘れられない」
そうやって1ヶ月後を卒業式に控えたある日気づいた。
あれれ?
最終生理いつきたっけ?
※加筆修正しています
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曰く、できちゃった結婚は“ソウイウコト”をしなければありえません。
だから、《できさせちゃった結婚》なのです。