お話/M・S
独特の余韻「嘘」は3ページしかないのに恋する男の悲哀が滲んでて読み返したくなる余韻残る作品です。構成の独特の雰囲気。「その他の短編」はペットのお話といい、心情の推移がリアルです。その心理学に裏打ちされたような流れる感情の表現が、なんだか新鮮でそこがあるからより楽しめました。