其の角度、完璧。

作者ほのか

夜中、不規則に彼はくる。「おねーさん」そういって目を細めるのは反則。「だれ?」「しらないの?」「ええ」「だいすき」「そうですか」「おもしろいね?」其の角度、完璧






彼の俯いた顔がきれいだった







彼の手がきれいだった










「おねーさん」











彼の声がきれいだった





















そしてなによりも











「おねーさん?」















其の角度、完璧