この恋は、
終わっているの?
それとも、
待っていれば、いつかは報われるの?
退くことも、進むことも出来ないままもがき続ける、涼加。
過去に受けた深い傷が未だ癒えず、臆病な自分を隠し強がってみせる、朝日。
涼加を支えようとする優しい彼を、密かに想う、結子。
出会えたのは、運命だ。
そう、思う。
どんなに長い夜も、
光の差さない暗闇も、
出口の見えないトンネルも、
3人手を繋いだら。
大丈夫。
怖くない。
それぞれの恋愛と、
それぞれの夢。
苦難に立ち向かう、固く結ばれた友情の絆。