ドライな彼女の愛のお話。

作者たぬ海


恋に疲れた。

でも愛されたかった。


漫画のような恋がしたかった。

でも漫画に出てくるようなイケメンじゃなくても良かった。


理想と現実は違う、そんなこととっくに知ってたから。



いつからこんなに好きだったのか、

いつからこんなに大事な存在になってたのか、

今でも何にもわからない。


でも確かに愛してた。

自分でも気付かないうちにこんなにも。