”蝶華の五家”トップの蝶の榊。その当主の孫娘・結華は当主の方針により他四家から自分の結婚相手を選ぶこととなる。

蝶に選ばれるのは一輪の華。咲くか、朽ちるか。

榊、篠崎、周防、瀬能、園原、通称”蝶華の五家”。明治より続くこの五家は日本を今も支え続ける大財閥達。


そんな五家のトップ”蝶”の榊家現当主、榊恭史郎が他四家にある”宣誓”を出した。


『私の孫娘と婚約を結んだ者の家には、榊家全ての権利と資産を譲り渡そう』


蝶に選ばれるのは、一輪の華のみ。