流星

オトナの両想い!?
一気に読ませていただきました。

舞台は大学の研究室(理系)。
当然そこは男社会で、紅一点ののんちゃん。
27歳といえば、周囲から結婚を迫られる年齢でもある半面。
職場などで「大人」の男女関係を強いられ、断りきれずについ・・・ってパターンも多いです。

のんちゃんは大人な勝山さんに大人の片思い中。
でもどうも、それは大人の関係・・・割り切った遊びの予感がします。
背伸びしたり、物分りのいい女を演じる事に疲れていると・・・。
7歳年下の学生・ワタルとの交流に、徐々に癒しを見い出していきます。

のんちゃんは勝山との割り切った交際に見切りをつけ、のびのびできるワタルの手を取って未来へと進み始めます。
・・・ここで話はひと段落ですが、この先無事に「大人の両想い」となることができるか!?

逆目線に立ってみると。
ワタルののんちゃんへの想いは、これまた7歳年上の女性に対する「オトナの片想い」でした。
(のんちゃんが子供っぽいので、あまり年の差は感じないかもしれませんが)
ワタル側の気持ちの揺れにも、興味があります。