『女の子の“やだ、やめて”って台詞はそういうプレイの一環であって実は“いいよ”って意味だからそのまま襲ってOK、みたいな間違った認識をしてる男がたまに存在するって言うけどさ』
『……うん?』
『じゃあ、ミヤが僕に“イブくんならいいよ”って言ってくれるアレは、実は“絶対やめてね”って意味なのかなって悩む時があるんだけど』
『……そんなつもりで言ってない』
『そうなの? 本当に? ……はぁ。日本語って本当に奥が深くて難しいね』
『……』
まったりとお茶をすすりながら、のんびりと話す伊吹と、それを複雑そうな表情で見つめる都古。
二人が進展する日は果たしてやって来るのか……!?
※このお話は、『ぶらこん!』の続編です。
まだお読みでない方は、『ぶらこん!』から先にお読みいただくことをお勧めいたします。