NOEL

ほんわか。なのにハラハラするのはなぜ!?
ひとつひとつの行動や、感情の転換が自然で、物語においていかれることなくよめるので、共感しやすく、引き込まれていきました。

また、登場人物だれもが、特に秀でた能力もないことも魅力の一つです。

視点が平凡な男子学生で、ほどよく砕けた進行文は平凡さを主張しており、それをかき混ぜる美少女とイケメンの兄というベタな設定も、物語唯一の普遍なので、良い刺激になっていると思いました。




ストーリーを一言で言うならほんわか。ほのぼの。

それは、主人公の、冷静で、年相応な、普通の思考回路から来ているものであり、無自覚なギャップ(ダサい格好と美少女)持ちなヒロインの、マイペースさからも来ていると思います。

それをぶち壊す、一般的な強敵「カノジョの兄」は、とてもいいスパイスとなっているので、この調子でいい雰囲気になったときにかき乱してやってほしいです←



それらがこの物語の武器となっているので、どうか最後まで、この雰囲気をぶち壊さないよう頑張ってください。