砂糖より甘くて、珈琲より苦い

作者薄浅葱

猫被りな君は独占欲の塊で決して私を離そうとはしてくれないのです。







「へへ、すっげー嬉しい」










「だめ、さくは俺の」










「きーくんうざい」



「は?俺のだから俺の好きでいいだろ」









猫被りな彼氏くんと振り回される彼女ちゃんの日常