チュッとして、ギュッとして、涙した。【完】

作者牛乳ビンのフタの裏

すがすがしい失恋をどうぞ。




高校2年の春。



告白してくれたのは彼からだった。




校内でも群を抜いて優しい彼が私なんかを好きになってくれたことが嬉しくて私は泣きながら返事をした。




これから幸せがいっぱい続く。


そう思えば、心がどんどん弾んでいった。















だけど、ね。


私、知っているよ。