門田モン
【門】毒々しいから爽やかなのさ
自称辛口批評家です。
主人公のおっさんが毒を吐きまくります。唾も吐きます。そして情けない姿を晒します。
そのあられもない姿に読み手は嫌悪感を抱くでしょう。すばり人間臭さが、ぐちゃっとした心理描写と情景の描写で物語をぐいぐい引っ張っていきます。。
だからこそ心の真、いや芯に迫ってきます。
読み終わった後、ある種の爽快感があるのはこれがあるから‥‥と、感じました。
ちょっと子煩悩な時のおっさんも見たかったかな?(笑)
こんな作品を私も書けたなら‥‥、そう思わせてくれた作品でした。