mimiko
恋するのが怖くなってしまうかのような恋。でも踏み出そう、そんな風に思えるお話です。
名は体を現すといいますが、忍さん……(泣)
仕事はできるが、私生活はサイテーの社長文斗さん
女関係を隠そうともしないで、イチャイチャしてる最中に秘書を呼び出すデリカシーのなさ
こんな男に惚れたら不幸になります~、なりますよ!
だけど、惹かれるものはどうしようもないのです
雑誌を見たとき? 望まなかったお見合いの席?
気づかないうちに始まっていた恋は、どうしても、終わらせることなんて出来ないのです
とことん女心がわからない文斗さんは、そらもうムカツきます
でも忍さんは、絶妙なタイミング、好みの味付け、すべて恋する人の求めるものを与えられる完璧な秘書なんです
忍さんの優秀さが、これほどの我慢を増長させたのでしょうねえ
何度都守さんに行ってしまえと思ったことか
忍さん、傍らで見守る『いい男』に気づかない、見向きもしないのですよ、この女性はっ! 美徳ですかっ!
なんだか熱く語りましたが、この物語、一度入ったら出られません
気になって途中でやめることなんか出来ません
根性据えて本に向かってくださいね