エクウス

泣きました。
家という鳥籠から抜け出そうとする主人公が偶然乗ったタクシーの運転手との会話に導かれ、運命や奇跡と向き合い、過去を乗り越え幸せを掴むお話です。どんどん降り積もる雪は主人公の気持ちのようで、でも最後は雪解けの春を迎えたような清々しい気持ちになりました。病院での出来事は涙が止まりませんでした。あんまり書くとネタバレしてしまうのですが、友愛数は君が作った偶然だったけど、やっぱ運命であり奇跡だったんだと最後の方の手紙でジーンときました。