彼は、年上という理由だけで私に背中を向ける。私はそんな彼の背中ばかり、ずっと、見ていた。
不器用に触れる手と
時折覗かせる優しい瞳と
暖かい声を
思い出すのに時間がかかってしまう
それくらい、離れてるよ
貴大君