ある日出会った2人。一つの学校を束ねるイケメントップ。その地区の反対側にある、学校の女。女は一つの族を束ねる族長。ある日警察の狩で、2人は……。

真っ直ぐに私の目を見る。




その目を私は見つめ返すしか術が無いのがまた辛い。




術が無い。わけじゃ無い。でもない方が良かったのかもしれない。





だって、






あなたを傷付けるぐらいなら傷付けられる方がまし。





だってあなたは気付いてないんだから。






あなたの目の前に立っているのが、


私だなんて、





思ってもいないんでしょうね。










あなたの前ではいい子の私で居たから。






髪も黒で、ピアスも隠して、傷も見せず、殻を被って演じてきた。




申し訳ない。酷い嘘。






でもね、あなたが悪いのよ?






嘘を信じたあなたが。











私は悪くないのよ?



だって私、好きじゃなかったもの。あなたのこと。












でも、なんでだろうね?







黒い異物が頬を伝う。







黒い黒いマスカラと心の黒が混ざってより一層漆黒の、真珠が落ちたのが分かった。









ごめんね、私、いい子じゃないのよ?






だからもう、私を捨てて。








辛いのは、嫌でしょ?










そうしたら、もぉ、思い残すことはないのに。











後悔なんてしたことなかったのに。





というより、しなくて済む選択をしてきたのだ。









無縁のはずの悔いが、心を蝕む。







嫌いよ。私。











こんなにも私の心を操るあなたが憎いわ。







終わりにしましょ。






the end






ピリオドがいるわね、いまここに。