二月さとり。
幻想競作大会 投票
†〔描写〕70/100点
†〔物語構成〕65/100点
†〔文章美〕75/100点
†〔総合点〕75/100点
†〔評価〕大空へと羽ばたく想いを強く描いたファンタジー作品。
作品の流れと共に流れ往く綺麗な文章と展開が印象的で美しい。
設定もきちんと練り込まれていて、一から世界観を構成しゆくファンタジーであるからこそ、設定の壮大さと練り込みが作品の中で光っているのではないだろうか。
作品の根底であるテーマをよく捉えていて、彼女の兄への想いや大空へと羽ばたきたいと願う想いが強く表現してあり、空の自由さと広さが目の前に広がるようでもある。
短い短編としての作品ではあるが、今度は長編としての作品として是非もう一度拝読させて頂きたい。
†〔レビューアピール〕
設定の壮大さに相反して、本編の長さが短い事と展開が駆け足で速いのだが、
戦争と空と言う斬新なアイディアと流れるように綺麗な描写で描かれた文章が素敵。この流れるような文章描写に一度酔いしれては?