君と小さな約束を

作者伊吹凪

小さなころにした約束、きっと君は覚えてないのだろう。


「ぼくもう…お嫁さんできないよぅ…!」



「もう!それじゃあしゅうくんがお嫁さんになればいいじゃない!」



「え…?ぼくおとこのこだよ?」



「私のおよめさんにしてあげる!それならどう?」





小さなころの約束なんて、君は覚えてないでしょう?