いつだって君は。

作者夕真

暴走族の姫になった君と一人の私

君は気づかない私の嘘にまだ、気づかない



はやく、気づいて傷つけばいいと思ってるけど心の片隅ではそれを望んでいない私がいる



でも、きっと君はこの嘘に気づいても一人で泣くだけで私に何もしてこない



そうやって、君はいつも私から全てを奪っていく