その声は、もう。

作者さき

一番好きだった人の、一番好きだった人。この世で一番、憎い人が、彼の前から消えてしまった。









「彼女の代わりを、演じてくれませんか」









私は今日


大好きだった彼の為に



自分を、します。







『…晴弥、雪姫乃だよ』