絶対服従【完】

　　

私はきっと逃げられない。

それは圧倒的な支配。

貴方の隣には彼女がいるのに。

絶対に離してはくれない。

「次に逃げようなんて馬鹿な事やってみろ

鎖で繋いで首輪を付けて、

俺しか考えらんねぇようにしてやるよ」

狂気と紙一重の執着から

「あの子の１７歳の誕生日に

正式に婚約することになった。

君はその時にこの家を出なさい」

　　　　　　　

逃げ切ることが

　　　　　

　

できるのだろうか。

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