ねね

惚れ惚れするような一級作品★
自分がピアノを弾く事によってバラバラなっていく家庭。
ある雨の夜、絶望して家を飛び出した結音は赤い髪の男に出会う。
そしてそれが新たな世界へ飛び込むきっかけでもあり、苦しい恋の始まりでもあった――。


冒頭からぐいぐいと引きつけられ、読んで行く内にたくさんの音色が頭の中に響き始めます。
結音がピアノを弾くシーン、アクアビートの演奏シーン、どれをとっても作品から音が流れ出しそうです。
文章力の高さ、表現力の高さ、どれをとっても一級である事は間違いないです。
演奏や音を文章で表現するってとても難しい事だと思いますが、この作品はそれを見事に描き切れています。
読んでいてこんなに切なくて更新が楽しみな作品を生み出してくれて、ゆずさん本当ありがとうございます。
続編ももちろんストーカーのようにチェックさせて頂きます!

まだ読んでいない方、是非読んでください★