サヨナラ

作者

突然去った彼女を、忘れられず、日々を過ごしていた諒の元に届いた一通の手紙。

もう一度、彼女に会いたい。

一途な想いが眩しい、切ない恋物語。






あたしはまだ、


あなたが好きでした。


これからもずっと傍にいたかったのに。


あなたにすべてを話したら、


あなたはきっと優しいから


毎日あたしのところにきてくれたのでしょうか。


でもそんなことはあたしは望みません。


あなたが幸せになるのなら。


あたしは何もいりません。


どうか幸せになって、あたしのことをたまに思い出してもらえたら、、、

わがままですかね笑


希は幸せでした。


葉山希より


浜野諒様へ