甘く見ないで

作者夜酒美秋

大好きだった貴方が私に何も言わずに旅立って10年
私は16になった。
帰ってきたあなたはいまだに私を女の子だと思ってる。









「悪い男に引っ掛かるなよ」






幼い私の頭に大きな手をのせたあなたは煙草を噛みながらそう言って




私を置いてどこかへ旅立ちました。












*この作品に出てくる個人名、団体名は架空のものです。また性的描写を含みますのでご了承いただける方飲みお読みください。