mimiko

誰も見たことがない世界を書くときは、筆者さま自身がその世界を見せなくてはなりません。
筆者さまは、勢いでたくさんの文章を書ける人です。
その創作意欲はいつも尊敬できるものです。

ですが、私の望みは、もっとひとつひとつの情景を人物を文章を、丁寧に書き切って欲しいということ。

今回、三途の河のシーンが出てきますが、そんな世界、誰も見たことはありません。
だったら筆者さまが表現力を使って読み手に見せるしかないのです。

どうすれば伝わるか、どうすればその光景が読み手の前に広がるか、自分の中で整理して書き始めてみてはいかがでしょうか。

現世と彼岸の世界を行ったり来たりする、この足元の不安定な世界観。

オリジナル不思議設定で、とても興味深いです。
彼岸の世界のリアリティを追求して、不思議世界を体感できるこの物語にもっと深みを与えて貰いたいです。

テーマが変わってしまうかもしれませんが、ファンタジー抜きで、筆者さまお得意のバンドの世界での恋愛物語も読みたいと思いました。

高音になると掠れる色っぽボイス、私も好きです(#^.^#)