作品コメント
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- mimiko
誰も見たことがない世界を書くときは、筆者さま自身がその世界を見せなくてはなりません。
筆者さまは、勢いでたくさんの文章を書ける人です。
その創作意欲はいつも尊敬できるものです。
ですが、私の望みは、もっとひとつひとつの情景を人物を文章を、丁寧に書き切って欲しいということ。
今回、三途の河のシーンが出てきますが、そんな世界、誰も見たことはありません。
だったら筆者さまが表現力を使って読み手に見せるしかないのです。
どうすれば伝わるか、どうすればその光景が読み手の前に広がるか、自分の中で整理して書き始めてみてはいかがでしょうか。
現世と彼岸の世界を行ったり来たりする、この足元の不安定な世界観。
オリジナル不思議設定で、とても興味深いです。
彼岸の世界のリアリティを追求して、不思議世界を体感できるこの物語にもっと深みを与えて貰いたいです。
テーマが変わってしまうかもしれませんが、ファンタジー抜きで、筆者さまお得意のバンドの世界での恋愛物語も読みたいと思いました。
高音になると掠れる色っぽボイス、私も好きです(#^.^#) - NOA
切ない
表現も豊かで 非常に読みやすかったです。
3人の関係が微妙で 惹かれました。
特に、誠の渚への一途な愛情や励ます姿
が切なくて堪りませんでした。個人的に
片思いをしている男子に魅力を感じるの
で…
最後も良かったです。渚が強く生きてい
く決意を見られて良かったです - 凜咲
よいですね!
背景描写もしっかりしているし、
最初の予想外な始まり方もとても良かったです!
途中で渚の日記?みたいなところで
本当の会話と日記の文章が混同してしまいました。
もしちがかったらすみませんorz
でも話はよくまとまっているし、
とても面白かったです!
これからも頑張ってください^^ - あん
読ませていただきました。
良かったです。
最後のオチ?も、なるほどと、思いました。
最後スッキリしました。
気持ち良く読めた小説です。 - 謝花 えりり
感想
コンテスト参加作品と
いう事ですので、それを踏まえての感想です。
コンテストのテーマに
『胸が張り裂けるほど切ない恋』と
あるのでもう少し切なさや悲しみ苦しみを
強調した方がいいかと思います。
恋人が亡くなった後の主人公の切り替え、
立ち直りが少し早いように感じます。
三人称でしかも早いスピードで時間(回想)が
経過してくので淡々とし過ぎてると言うか…。
緩急をつけて過去と現在を交差しながら、
とことん絶望してから徐々に再生してく様を
描いた方がよいかと思いました。
それと、見せ場や泣かせ所
がもう少しあってもいいかと思います。
声(ヴォイス)というワードが何度も
出てくるので、智人の歌を聴いて誠を
感じるとか。
それから智人の正体。
もうひとつのやり方としては読者にだけ
誠なのだとバラして、「誠に会いたい」
と絶望して泣く主人公に名乗るに名乗れない
葛藤を描くとか…
でも今の"謎のまま引っ張る"
やり方もいいと思います。
辛口失礼致しました。