好きすぎて、歌えない。

作者サヤンティーヌ

これは、とある女子高生売れっ子歌手の粥川梨華(かゆかわりか)と、謎の少年、坂城綺羅(さかじょうきら)の物語


私は間違ってたんだ。


『なんでこんなに私を苦しめるの?!』


本当に恋をしたら、もっといい歌詞が考えれると思っていた。


もっと歌で感動を与えれると思ってた。


だけどそれは違って、


アナタは私を歌えなくした―――。