僕たちの適正距離

作者しらいし

「全部君のせいだ」





まだ、キミの心に踏み込むのは早すぎたのかもしれない。






「小秋はね、小秋は、いいんだよそのままで。」



小さなキミの手を振りほどいたのも



「やだよ柊汰、そんなの小秋はいやだ」




小さなキミ自身をも突き放したのも






全部僕の責任なんだ。







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