Lily of the sorrow

作者こころ

きっとあの人以上に、尊敬出来て愛せる人はいないと思ってた。だけど、そんな私の心を連れ去ったのは、高校生のキミだった。



「ねぇ、百合ちゃん」




「…好きな奴、いるんだね」




「百合ちゃんの、好きな男」





あの日私に声をかけてきたキミに


私は救われた。







※「後姿のキミ」「幸せになってよ」と繋がっています。